妻は本気で離婚したいのよ!

熟年離婚を本気で考えている母親

熟年離婚を本気で考えている母親

同級生だった両親

私の両親は、夫婦同級生と言う事で、来年、60歳を迎える予定です。父は、60歳を過ぎても、会社に残る予定で、給与が下がるものの、ある程度の収入を見込む事ができるそうです。そんな話を聞き、一安心していたのも束の間、母から、真剣に熟年離婚を考えているという相談を受けたのでした。

「熟年離婚」

この言葉は、年金を夫婦で分け合えるようになった頃、流行った言葉。そんな言葉をまさか、自分の母から聞く事になるとは思わなかった私は、心底驚いたのでした。そして、理由を聞いたところ、老後、お父さんと一緒に暮らしたくないという事。確かに頑固で優しいとは言えない父です。それでも、一生懸命働き、家族を養ってくれたことに関して、大人になった私は、尊敬すらするほどでした。

しかし、母は、そんな事は関係ないとばかりに一人、離婚準備を進めているという事だったのです。具体的には、財産分与の為、すべての財産を明確にする事や無料相談を利用し、分からない事は弁護士に確認しているとまで言い出したのでした。その事を父は知っているのかと聞くと、60歳の誕生日に伝えるという事だったのです。

「そんな、ひどい事があると思いますか?」

私はそんな母を軽蔑し、はっきり、「本当に離婚するなら、私は父の見方になる」と伝えると、「それも、覚悟の上」と一言。夫婦の問題の為、子供が口を挟む事はないかと思いますが、熟年離婚を考えている母には、本当にショックです。

DATE:2016/12/30